オスの繁殖投資・繁殖戦略に興味を持って研究しています。
研究対象は主に、貯穀害虫と呼ばれている昆虫です。
害虫と聞くと良いイメージは持ちにくいと思いますが、実験生物としては累代飼育しやすく、様々な環境条件にも比較的耐えられるという点で非常に優れています。
これまでの研究成果については「業績」をご覧ください。
ここには、これまで行ってきた研究内容や今おこなっている研究内容を少しずつ載せていこうと思います。
・学名について→ブログ
・オオツノコクヌストモドキに関する研究は
「虫コラ」に掲載されていますので、こちらをごらんください。
ヨツモンマメゾウムシの幼虫時の採餌行動と成虫時のオスの繁殖投資に関する研究は、こちらをご覧ください。
フェモラータオオモモブトハムシSagra femorata(以下、フェモラータ)は近年日本に侵入・定着した外来種です。
日本では、植物のクズを主なホストとしています。
日本ではゴールの中で幼虫で越冬し、初夏に成虫が出現します。
現在、フェモラータの誇張された後脚の性的二型に関する研究だけでなく、この種の侵入による生物相への影響などの研究にも興味をもって取り組んでいます。
学位論文
「Evolution of reproductive strategies
in stored product insect species」
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